Windows8用縦書き青空文庫リーダ「RubyReader」

サポートページ

長い時を経て、RubyReaderのWindows 8版が登場しました!

開発コンセプト

以下はRubyReader Windows8版の画面です。

Windows8 ユーザーの方はこちらから試用版を入手できます。

RubyReader掲示板です。意見交換、情報交換などにご利用ください。


以下は、WindowsCE版の旧サポートページです。

WindowsCE用テキストブラウザ「RubyReader 2.0」

サポートページ

WindowsCE Software Contest 2001で、
アプリケーション/ツール部門の「部門大賞」
日本ビクター株式会社の「メーカー賞」
をいただきました!

最新バージョンは2.01になっています。また、掲示板サービスをスタートしました。

暫定的に製作途中の次期バージョンが公開されています。こちらからどうぞ


開発コンセプト

ほとんどのWinCEマシンにはPocketWordが付属しており、これでテキストファイルを読むことは可能です。しかし、単純に読むだけという用途で考えると、PocketWordにはいくつかの弱点(難点)があります。

RubyReaderはこれらの欠点をカバーし、なおかつ読むだけの場合は不要と思われる機能を削除した、シンプルなテキストビューアとなっています。

以下はRubyReaderの画面です。

↑ 通常画面、横書き、ノーマル、マイクロテクノロジー形式 ↑

↑ 画面の左側を下にした画面、縦書き、ノーマル、マイクロテクノロジー形式 ↑

↑ 画面の右側を下にした画面、縦書き、ボールド、青空文庫形式 ↑

↑ 設定画面。後ろは通常画面、縦書き、ノーマル、青空文庫形式 ↑

↑ 2.0の画面。アンチエイリアステキスト。 ボールド ↑

↑ テキスト13ポイント、ルビ7ポイント、フォント 楷書体 とその一部を拡大したもの↑

RubyReaderの特徴

RubyReaderは以下の機能を持っています。

  1. 通常のテキストファイル(Shift-JIS/Unicode)を縦書き横書きでスクロールさせながら読むことができます。
  2. 画面を横倒しにして、右側を下にして表示したり、左側を下にして表示したりすることができます。いずれの状態でも横書き、縦書きの両方をサポートしています。
  3. 本文にルビ(RubyReader形式、青空文庫形式)が埋め込まれている場合、ルビを本文の上(右)に表示します。
  4. ファイルを閉じる際に、現在表示されている行を記憶し、再び同じファイルが開かれた時にその行を自動的に表示します。特別な操作は必要ありません。また、起動時に、最後に開いていたファイルを自動的に開くようにすることもできます。
  5. カーソルがなく、上下カーソルで1行スクロール、左右カーソルでページスクロールをします。また、左手だけでもページを送ることができるように、「S,D,E,X」のキーにカーソルキーと同様の機能を割り当てています。これにより、右手で電車のつり革を握ったまま左手だけで読みつづけることができます。右手側もカーソルキーが下の方についているマシンを想定して、「^、@、「、:」の四つのキーもカーソルの代わりに使用できます。スペースキー、エンターキーでもページ送りをします。
  6. エスケープキーを押すだけですぐに終了します。
  7. キーボードがついていないハードを想定して、画面の中央を境目に、上半分をクリックすると上スクロール、下半分をクリックすると下スクロールするようになっています。
  8. 本文フォントの大きさ、太さ、ルビフォントの大きさ、行間、ルビと本文の間などを設定することができます。また、ルビの非表示も選択できます。選択結果はファイルごとの設定として保存されます。
  9. 外部のエディタを呼び出すことができます。呼び出しの際、ファイル名と行番号を渡すことができます。
  10. 簡単な検索機能を持っています。
  11. さらに2.0ではアンチエイリアステキスト機能を持ち、よりなめらかで美しい文字表現ができます。

対応機種

WindowsCE2.0以降のH/PC、P/PC、H/PC PRO、PocketPC、HPC2000。

ダウンロード(いずれも130KB前後のファイルサイズです)

RubyReader 2.01

RubyReader2.01 PalmsizePC MIPS版をダウンロード

RubyReader2.01 PalmsizetPC SH3版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC2000 MIPS版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC2000 ARM版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC MIPS版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC ARM版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC SH3版をダウンロード

RubyReader2.01 HPC SH4版をダウンロード

RubyReader2.01 PocketPC MIPS版をダウンロード

RubyReader2.01 PocketPC SH3版をダウンロード

RubyReader2.01 PocketPC ARM版をダウンロード

RubyReader2.01 CASSIOPEIA l'agenda版をダウンロード

iPAQには2.01から正式に対応いたしました。(PocketPC ARM版)

何が良くなるのかはわかりませんが、HPC2000にも対応しました。

CASSIOPEIA A-60前後の機種で動かないというレポートが来ています。症状は確認されましたが目下原因を究明中です

CASSIOPEIA l'agenda版は、ダウンロードした後解凍してから、setup.exeを起動してください。プログラム自体はPalmsizePC MIPS版と同等のものです

RubyReader 1.5.4

RubyReaderMIPS版をダウンロード

RubyReaderSH3版をダウンロード

RubyReaderARM版をダウンロード

現在、Jornada820では行スクロールなどの表示が乱れるという問題が報告されています。
1.5.2にあった「設定が変更できない」という不具合は、1.5.4で解消されたようです。

RubyReaderSH4版(103KB)をダウンロード

やはり行スクロールが乱れるという問題が報告されています

RubyReaderPocketPC MIPS版(114KB)をダウンロード

行番号が表示されません。

RubyReaderPocketPC SH3版(110KB)をダウンロード

行番号が表示されません。

シェアウェア化について

直接作者に連絡をとっていただく方法 (カードが不要です)

  1. メールアドレスkatayama@randmax.jp(←半角に変換してください)の片山 まで以下の内容が入ったメールを送信してください。
    1. お名前
    2. お使いのWindowsCE機種
  2. 折り返しこちらからパスワードを送付いたします。それを「ユーザー登録」画面に入力していただくと、登録完了となります。
  3. ユーザー登録の際には、シェアウェア利用料1000円を郵便局か銀行までお振込みいただきます。振込先の詳細は登録の返信メールにてお伝えします
  4. (注)3月21日から23日まで一時的にご注文のお返事ができなくなります。ご注文いただくことはできますが、発送は24日以降となりますのでご了承ください。

ベクターデザインのシェアレジをご利用いただく方法 (カード等でのオンライン決済が可能です)

  1. ベクターデザインのシェアレジのページにアクセスしていただきます
  2. レジ作品番号の欄に「SR023130」を入力して、「次に進む」をクリック
  3. 画面の指示に従って、決済方法を選択し、その他の情報を入力
  4. 申し込みが終わると、ベクターデザインからパスワードを含むメールが送られてきます

補足

注意事項

テキストソース

今回対応しているルビフォーマットは、「RubyReader(マイクロテクノロジー)形式」と「青空文庫形式」となっています。

RubyReader形式

ルビが振られる漢字とルビの両方を括弧で指定するものです。例えば、こんな感じです。

例)

《風》【かぜ】の《又三郎》【またさぶろう】

青空文庫形式

ルビの方だけを括弧で指定するものです。例えば、こんな感じです。

例)

風《かぜ》の又三郎《またさぶろう》

バラエティに富んだテキストが、ボランティアの手によって入力され、配布されています。

詳細はこちらのホームページをご覧ください。

青空文庫ホームページ http://www.aozora.gr.jp/

更新履歴

(2001.07.07.) 2.0から2.01への変更点

  1. フォントや縦横などの設定を変えても表示位置が極力変わらないようにした
  2. 文書の設定を全て消去するとパスワードまで忘れてしまう問題を修正
  3. 句読点の表示方法を若干改善
  4. 最後の行の終わりに改行がないと表示がおかしくなる問題を修正

(2001.04.11.) 1.5.4から2.0 への変更点

  1. フォントを設定できるようにした
  2. アンチエイリアステキストをサポート
  3. H-PCを正式にサポート(スクロールの問題が解決)
  4. Pocket-PCを正式にサポート
  5. テキスト形式のひとつ「マイクロテクノロジー形式」を「RubyReader形式」に名称変更
  6. アイコンをカラーに変更

(2000.02.25.) 1.5.3から1.5.4 への変更点

  1. 1.5.3で、H-PCだと「×」ボタンが見えなくなってしまっていた問題を修正。
  2. 起動するとき、最後に開いていたファイルを自動的に開く機能を追加

(2000.02.15.) 1.5.2から1.5.3 への変更点

  1. PalmSize-PCで、ダイアログが画面からはみ出ないよう修正(HPCではこれまでどおり)
  2. PlamSize-PCで、行番号表示が見えるようボタンを消去(HPCではこれまでどおり)
  3. 「×」「§」などの文字が半角文字と認識されてしまう問題を修正

(1999.12.18.) 1.5.1から1.5.2 への変更点

機能追加、変更など

  1. アイコンを変更
  2. 文書設定のダイアログで数値を設定する項目にスピンボタンを付加した
  3. 二つ同時に起動しようとすると、先に起動したほうをアクティブにするようにした
  4. アプリケーションがアクティブになるたびにIMEを切るようにした
  5. ARM、SH4の両CPUに対応したものを暫定リリース

バグフィックスなど

  1. 半角文字が入っていると行ごとの文字数カウントがおかしくなる問題を修正
  2. ルビが画面からはみ出ないよう調整
  3. 半角カナを半角文字として正しく表示できるよう修正
  4. 行数が極端に少ないテキストで表示がおかしくなる問題を修正
  5. 半角文字が奇数字あった場合に、半文字はみ出る問題を修正
  6. 縦書き表示を少しだけ高速化した
  7. 句読点と括弧の位置を調整した
  8. マイクロテクノロジー形式で、行に収まる被ルビ単語が次行に行ってしまう問題を修正
  9. 改行の禁則処理をさらに改善した

(1999.12.8.) 1.5から1.5.1 への変更点

  1. フォントの描画方式を変えて読みやすくした
  2. 青空文庫形式の被ルビ区切り文字(|)をとりあえず無視するようにした
  3. 改行の禁則を正しく処理するようにした
  4. 青空文庫形式で、行末の単語につくルビが次行の頭に行ってしまう問題を修正した

(1999.12.6.) 1.0から1.5 への変更点

  1. 縦書きのサポート
  2. 画面左右横倒しのサポート
  3. 青空文庫形式、通常のテキスト形式のサポート
  4. 外部エディタ呼び出し機能を追加
  5. エスケープキーでの終了、スペースキー、エンターキーでのページ送り、「^、@、「、:」キーでのページ移動を追加
  6. 外部エディタ呼び出し機能を追加
  7. 不要な文書情報を削除する機能を追加

その他

プログラムの再配布は自由ですが、以下のメールアドレスまでご一報お願いいたします。また、このサポートページか、RANDMAXトップページへのリンクをお願いします。

このプログラムの著作権は以下に属します

katayama@randmax.jp(←半角に変換してください) 片山 功士


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