2005年9月

27日  たばこ

タバコをやめてからもうずいぶんになります。やめたきっかけはかなり酷い風邪をひいたとき、とてもタバコどころの体調ではなくなって、風邪が治ったときに「もしかしてこのままタバコをやめられるんじゃないか」と思い、ためしに我慢してみたことです。

禁煙してからしばらくの間は、喫茶店や飲み屋、焼肉屋などに行ったとき強烈な欲求を感じました。手持ち無沙汰ですし、喫茶店に入ってタバコを吸わないとなんだか損をしたような気分になるのです。

どうしても吸いたくなったときは、風邪をひいたときに持っていた開封済みのタバコを吸ってみました。開封してから何週間もたっているタバコはマズいのなんのって、それでタバコに対する欲求を削いでいったように思えます。

禁煙してよかったことといえば、あまり自分の行動が制限されなくなったことです。禁煙席でも喫煙席でも座れますし、何より禁煙の職場でいちいち喫煙所まで行く必要がなくなったことが大きいと思います。

ただ、結構困ったことになることも多いのです。仕事によっては、プロジェクトのキーパーソンの何人かが喫煙者だったりする場合が結構あるのです。こういうプロジェクトに参加すると、結構大事なことが喫煙所で決まっていたりして、「え?それっていつ決まったんですか?」というような戸惑いを感じることが多くなるのです。こういうプロジェクトでは、明らかに「タバコを吸わないと損をする」状態になってしまいます。

かといってタバコも吸わないのに喫煙所に出入りするのもまた間が抜けています。困ったことです。

29日  衆院選

まぁ何と言うか、自民党圧勝という結果になってしまったわけです。

これはもう、国民全体の「公務員に対するやっかみ」を追い風にした自民党の策略勝ちとしか言いようがありません。

ただ一つ忘れてはいけないのは、今回の選挙結果が、自民党が焦点にしていた「郵政民営化」以外のことも全て「国民の信任」を自民党に与えたのと同じになってしまっていることです。

哀れ郵政公社は自民党の「噛ませ犬兼隠れ蓑」にされてしまったわけですが、我々がとにかくこれから気をつけなければならないのは、郵政民営化の行く末ではなく、それ以外のことであることを肝に銘じるべきでしょう。